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Wの日誌

映像編集業。1977年生まれ。

ターシャ・テューダー静かな水の物語

いよいよ、明日から公開ということで、なにより多くの人が劇場に来てくれるとよいな、と思うことしきりなわけです。

およそ、100年前にうまれ、90年以上を生きた画家であり、作家であり、ガーデナーであり、というか激動の20世紀において、信念をもって生き続けた人です。

自分は、どう生きたいか。そのことだけを、できる限りにおいて実践して生きたと思います。

時代のせいにも、世の中のせいにも、人のせいにもしない。まあ、生きざまとしてかっこいいわけです。

言い訳のない生きかた。

自らの好きなことに、手を動かしつづけ、自らの作ったものを慈しみ続けた姿は、現代にはあまりみることのできない人間の姿です。

それが、音のともなった映像として、残ったことは、すごい財産かと思います。

二度の世界大戦のあった20世紀の100年、科学や進歩が良しとされ、そのなかで、人類史上もっとも、人間同士が殺しあった100年です。

その100年の中で、ターシャさんがどのように生きてきたか、それが映画では少し分かるようになっています。

世界がどうなっているか、どうなっていくかより、自分は何が好きか、なにを愛せるか、そのことにより世界とつながるほうが、豊かに平和になるような気がします。

 

映画「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」公式サイト